2023年春季リーグ戦男子6部順位決定戦
6月日17日(土)、東京都立大学南大沢キャンパスで、男子6部リーグの順位決定戦が行われました。相手はグループAの2位、東京都市大学。ソツのないプレーをする攻撃力ある手強い相手です。
それでは試合の経緯をたどります。
対東京都市大学戦
エントリー選手は、山本健才(1、2年)、柏木英寿(2、2年)、小野寺孝王(3、2年)、河本秀梧(4、2年)、小町大翔(5、3年)、鈴木天翔(6、1年)、西田蒼志(7、3年)、兵永悠輔(8、1年)、吉田成希(15、1年)、藤巻晴成(16、1年)、岡村紘太(19、4年)の12名に、リベロ 向井啓揮(14、1年)、平野一真(17、4年)の2名。
( )内は背番号と学年。敬称略。
第一セット
スタメンは、レフトサイドアタッカーに河本(4)小町(5)、ライトサイドに西田(7)、センターブロッカー山本(1)、岡野(19)、セッター吉田(15)、リベロ平野(14)。今リーグ戦不動の布陣。
小町サーブで試合開始。序盤相手エースにスパイクを決められ、1:4とリードを許す。岡野クイックで一矢報いるも、サーブレシーブが崩れ、連続5失点で、4:10と大きく引き離される。たまらずタイムアウト。体制を立て直したいところだったが、相手をサーブで崩せず、逆にスパイクをいいように決められて、6:16とリードがさらに広がる。山本のブロック、 岡野のクイックなどで10:17と追い上げるが、相手のエースを止められず、10:20と再びリードが広がる。終盤ようやく動きがよくなり、互角の打ち合いに持ち込んだが、序盤の失点を挽回できず、16:25で第1セットを落とした。
サーブレシーブが乱れ、相手エースを押さえ込めなかったことが点差に表れた。
第二セット
スタメンは第1セットと同じ。
序盤から両校エースの打ち合い。小町、河本がスパイクを打ち込み、4:2、5:3と競り合うが、細かいレシーブミスが続き、ブロックカバーの失敗などで連続失点、6:8と逆転される。さらに小町が止められて、7:11とされたところでタイム。立て直しを図る。
小町のスパイク、岡野の技ありのクイックで10:12と徐々に挽回。足が止まったところを中央にフェイントを決められるが、小町が相手ブロック裏に落とす絶妙のフェイントをお返し、13:14と追い上げる。河本が好サーブを重ね、相手陣形を崩すと、小町がスパイク、河本自身もサービスエースとバックアタックを決め、連続得点して遂に逆転、16:14。平野、河本がバックで好レシーブをみせ、攻撃につなぐリズムができて、このまま抜け出せそうにみえたが、サーブミスなどでつまづき、依然拮抗した競り合い。西田がライトから決めて18:17とし、西田からルーキー水島(10)にサーバー交代。相手レシーブを乱したが、苦し紛れの2段フェイントを拾えず失点、そのあと頼みの小町がブロックされて、18:20とひっくり返されてしまうピンチ。たまらずタイム。タイムを解いた直後、吉田が相手エースを見事にブロック、19:20と食い下がり、河本渾身のスパイクで21:21と再び追いつく。
山本から小野寺(3)にサーバー交代。これがあたった!エンドラインいっぱいの値千金のサービスエースを連続して決めて、23:21と優位に立つ。相手は当然タイム。
小野寺3本目のサーブは決まらず、河本が力んで打ち損じてしまい、23:23と再び並ばれたが、ベテラン岡野が落ち着いてセンターから決めてセットポイントを握ると、最後はエース河本がしっかりと締めた。25:23。セットカウントをタイに持ち込む。
レシーブ陣ががんばり、打つべき人が決める見ごたえのあるセットだった。中盤以降攻めるサーブで揺さぶってセットを取ったが、ブロックが決まらなかった分、苦戦した。
第三セット
スタメンにルーキー兵永(8)を起用。ライトサイドに入る。
立ち上がり、山本のサービスエースで3:1と先行。しかしその後は一進一退。河本のスパイク、岡野がブロックして、6:4とリードするが、強いサーブを決められ、相手エースを止められず、6:6から8:9とつばぜり合いが続く。山本がセンター、小町と河本がレフトからと踏ん張るも、またも相手エースに決められて、11:13とリードを許してコートチェンジ。
拮抗した展開を打開したのは、山本の好サーブ。浮き上がるサーブで相手を崩すと岡野がセンターから逆襲、14:13と逆転。相手はタイムをとるが、さらにサービスエースを決めて、連続5得点。16:13と引き離す。ここで小野寺(3)が兵永に代わり前衛に入る。相手エースのマークを徹底し、好レシーブから河本が決めて17:14。さらに岡野が相手エースをピシャリと止めて、18:15と点差をキープ。後に下がった河本がサービスエースを連取、20:15と突き放す。和田(16)が岡野に代わりサーバーに入ったが、失敗。相手の短いスパイクを拾えず、22:21と迫られるが、セッター吉田が冷静にスパイクを放つファインプレー。23:21とし、小町のサービスエースを呼び込み、マッチポイント。最後は河本がしっかり決めて、25:22。
早いサーブで積極的に攻めたことが試合を決めた。5本を数えたサービスエースが象徴的だった。
セットカウント 2:1(16:25、25:23、25:22) 勝
【OBの眼;寸評】
リーグ戦の締めくくり、見事競り勝って6部総合3位になった。
決して楽な相手ではなかったが、2セット目途中から早いサーブで相手を崩せたことが勝因の一つだろう。また相手エースのスパイクを高いブロックとコースを読んだレシーブで封じたことも第2、第3セット終盤の競り合いで活かされた。苦戦した1セット目の反省を2セット目以降にしっかり修正できたところにチームの成長が見える。
今のバレーボールはサーブで主導権を握ることが重要なカギとなる。積極的に攻めるサーブの成功率をもう一段上げる練習を積み重ねて欲しい。
(文責;佐藤恒夫 21期)
男子の2023年春季リーグ戦が5月13、14日の両日行われました。
今季、男子は6部グループBに所属。このグループには日本ウエルネススポーツ大学東京キャンパス(以下、ウェルネス大学東京と呼ぶ)、高崎経済大学、群馬大学、東京農工大学、工学院大学がいますが、工学院大学が今回のリーグ戦を棄権、5チームで優勝を競うことになりました。
都立大学はこの春、9人の新入生を迎え、また3、4年生にも復帰や入部組がいて、総勢選手22名、マネージャー4名でリーグ戦に臨みました。
それでは熱戦の模様を詳報します。
第一日 2023年5月13日(土)
会場:東京都立大学南大沢キャンパス
第一試合 対ウェルネス大学東京
鍛えられたプレー 高い打点 強いサーブ
第1セット
スタメンは、サーブ順に小町(5)、山本(1)、小野寺(3)、河本(4)、岡野(19)、吉田(15)、リベロ 平野(17)の布陣。ルーキー吉田をセッターに起用。( )内は背番号。
序盤サーブレシーブが乱れ、思うような攻撃態勢にならない。少し落ち着き、3:3とするが、相手にスパイク、サービスエースを続けて決められ 3:6とまた離される。河本、小町が踏ん張ってスパイクを決め、6:7とするも、こちらはサーブミス、相手にはサービスエースを決められ、またリードが広がる。7:10。
中盤は双方スパイクの打ち合い。小町のスパイクで9:11。河本が絶妙なフェイントを決め、11:12とするが、打点の高い相手スパイクをなかなか止められず、追いつけない。11:14とされたところで1回目のタイム。
小野寺のスパイク、サービスエースで追い上げ、岡野の目の覚めるようなクイックが決まり、15:15と並ぶ。さらに吉田がブロック、ようやく相手を止めて16:15と逆転に成功。17:17、18:18とつばせり合いが続いたが、終盤、相手の強いサーブに翻弄されてレシーブ体系が乱れ、攻撃のきっかけがつかめない。相手に思うようにスパイクを決められ連続7失点。途中タイムを取るも効果なく、18:25でセットを落とす。
序盤のサーブミスがもったいなかった。終盤の崩れは悔いが残る。
第2セット
立ち上がりから相手の強いサーブに揺さぶられ、セッターにボールが入らない。吉田の巧妙なワンハンドトスに小野寺がスパイクを決める場面もあったが、河本のスパイクがブロックにかかるなど相手の高さに苦戦。先行を許す。吉田が意表を突く2段攻撃を仕掛けるが、逆に返されて失点。3:7 とリードされたところでタイム。
サーブレシーブが安定しないまま、思うような攻撃ができず、逆にスパイクをたたみ掛けられ、相手のペースで徐々に離されていく。5:12。山本がクイックを仕掛けるもタミング合わず不発。頼みの小町が止められて、5:14となり、2回目のタイム。
ここでセッターを高井良(6)に、ライトオープンを小野寺からサウスポー西田(7)に交代する2枚替えでリズムを変えようと試みる。
小町のサービスエースが出て、8:17。レシーブ陣が頑張り、ボールがつながるようになる。2本のナイスレシーブが続き、河本が決める形になってチームが盛り上がる。10:17 。さらに河本が2本スパイクを決め、13:20。高井良の好バックトスから西田が決め、15:21。小町スパイク、山本クイックで追いすがるが、相手も着々と加点、17:22。
マッチポイントを握られたところでセッターを吉田、ライトを小野寺に戻す。相手の強力なスパイクを拾い、粘り強いラリーに持ち込む。19:24から小野寺が決めて20:24 と粘りのプレーを展開。しかしこの反撃もちょっと遅かった。最後はサーブミスでゲームセット。20:25
序盤から相手サーブに翻弄され、はからずも終始追いかける展開になってしまった。
セットカウント 0:2(18:25、20:25)負
【OBの目;寸評】
ウェルネス大学東京は隙のないプレーを見せる鍛えられたチームだった。高さのある攻撃陣だけでなく、チャンスボールの返球では意識してセッターに取らせるように返すなどそつのないプレーが目立った。
都立大も第2セット終盤に見せた好レシーブから厚みある攻撃ができる力を見せた。こういったチームにはブロックを固め、思い切ったレシーブ態勢をとることが効果的。この試合、敗けはしたが終盤にこれまでなかったプレーの「しつこさ」が目立った。これは次の試合に生きると思う。
第三試合 対群馬大学
攻撃力は互角か、やや都立大優位。レシーブがカギになろう。
第1セット
第1試合と同じ布陣でスタート。小町(5)、山本(1)、小野寺(3)、河本(4)、岡野(19)、吉田(15)、リベロ 平野(17)。
小町サーブで試合開始。好サーブを連発し、河本にスパイク、ブロックを呼び込み、いきなり3:0とリード。岡野が実力通りのセンタークイックを続けて決め、小町の絶妙な2段トスを河本が見事に決めて、8:3とリードを広げる。
相手にローテションミスがあり、11:6。これをきっかけに小町サービスエース、小野寺のスパイクとブロック、山本の好レシーブからナイストス、河本スパイクと攻撃にもリズムが生まれ、連続得点。16:7。
スパイクミスなどでややもたつくが、河本がナイスブロックを見事決めて17:10。
ここで、セッター、ライトの2枚替え。高井良(6)、西田(7)が入る。慣れた高井良のトスで岡野がクイック2本立て続けに決め、さらに小町がスパイクして、20:11。リベロ平野中心にレシーブのファインプレーが続き、最後は河本がバックからたたき込み、長いラリーに決着付ける。連続4得点で21:11と大きくリード。
ここでサーバー交代。岡野に代わりルーキー水島(10)を投入。水島が好サーブを連発。山本、西田のブロックを呼び込み、24:13とセットポイント。
最後は水島自らのサービスエースで一気に第1セットをものにする。
第2セット
序盤、山本がサービスエースで3:2とすると、伸びるサーブで相手を翻弄、スパイクミスを誘い、岡野がブロックを完璧に決め、6:2 。相手はたまらずタイム。しかし直後に岡野がクイック、山本が再びサービスエース。9:2とリード。河本が連続スパイク、相手クイックを平野がナイスレシーブ、それを河本が決めて、12:3とさらに点差を広げる。
小野寺の好トスから小町が決めて、14:6。岡野がこのセット2本目のブロック16:7。山本がスパイクを決めたところで、小野寺から西田にメンバーチェンジ。吉田が好サーブで相手を崩し、替わった西田がブロックとスパイクを決め、20:8。
小町から水島にサーバー交代、河本に代わりルーキー兵永(8)投入。さらにルーキー内藤(2)が岡野に代わり登場。
山本がこの試合3本目のサービスエースを決めて、22:10。替わった兵永が23点目、内藤がマッチポイントをクイックで決めて、締めくくった。
序盤、山本の好サーブで主導権を握ったことが大きい。
セットカウント 2:0(25:13、25:13)勝
【OBの目;寸評】
相手のミスも多く、終始リードを保つ危なげない試合運びだった。精度良い2段トスが試合の随所にみられ、受身から攻撃に切り返せることができていたのは、試合前に何度も練習を重ねていた成果であろう。
キャプテン小町の采配が光った試合だった。勝ち試合に起用された新人には大きな自信になったのではないか。
第二日 2023年5月14日(日)
【おことわり】
リーグ戦2日目は都合で会場に行くことができず、スコアシートの記録から試合経緯をたどります。
会場:高崎経済大学
第四試合 対高崎経済大学
長身のエーススパイカー2枚を擁し、力のバレーを展開するが、ややプレーに雑なところが見える。相手のホームで戦うハンデをはね返せるか。
第1セット
スタメンは、サーブ順に小町(5)、山本(1)、小野寺(3)、河本(4)、岡野(19)、吉田(15)、リベロ 平野(17)で第1日と同じメンバー。
相手サーブで試合開始。いきなり小野寺が止められ、不安なスタート。それでも小町がスパイクを決め、サーブ権を奪ってのサービスポイント。岡野のクイック、小野寺がサービスエースを決め、6:3とリード。
しかし、相手の両エースにあたりが出はじめ、相手サーブにも翻弄されてスパイク、ブロックといいように決められ、連続5失点で8:12と逆転されてしまう。中盤は双方スパイクの打ち合いになり、小町、小野寺、河本が踏ん張るが、12:13、13:14と1点がとれない展開。小野寺がフェイントを決めたところで、セッター、ライトの2枚替え、高井良(6)、西田(7)を投入するも、攻撃のリズムを変えられず、14:18と離されてしまう。西田がブロックに続きスパイクを決め、17:20と追いすがる。吉田、小野寺を元に戻し、終盤の挽回を図る。山本のブロック、サービスエースで20:24と迫ったが、追いつけなかった。20:25
中盤以降互角だっただけに、序盤の5連続失点が痛かった。(サーブレシーブの乱れ?)
第2セット
スタメンにルーキー内藤(2)を起用。小町、内藤、吉田、河本、岡野、小野寺、リベロ平野の布陣で臨む。
序盤、相手エースの攻撃を止められず、4:1とされるが、河本が踏ん張り、相手ミスに乗じて5:4と逆転。その後、相手エースとの打ち合いとなり、河本が止められ、サービスエースを献上して、9:12と崩れそうになるが、セッター吉田が攻撃参加し、12:13とした後、好サーブで相手を崩し、河本のスパイク、ブロック、岡野のブロックと立て続けに連続6得点、中盤17:13と再逆転に成功。
終盤、小野寺が相手対角エースをシャットアウト、19:16。これが効果的だった。相手の連続サーブミスを誘い、河本のスパイクで24:18とし、最後は内藤が決めて、1セットを奪い返す。25:20
中盤の攻撃が見事(何がきっかけ?)相手の再三のサーブミスにも助けられた。
第3セット
スタメンを変更。小町、山本、吉田、河本、岡野、西田、リベロ平野でスタート。
小町サーブでスタート。好サーブで相手を崩し、吉田のブロック、河本のスパイクに加え、相手エースがスパイクミスを連発。序盤から9:1と優位に立つ。しかし、相手エースが立ち直り、逆にこちらのミスが重なって、9:7と迫られる。双方ややミスの目立つ展開となったが、勝負どころで岡野のクイックとブロックが決まり、13:8と突き放す。中盤は小町が踏ん張り、連続スパイクを決める。17:12。ここで西田からルーキー水島(10)にサーバー交代。
岡野のブロック、河本のスパイクが決まり、22:15とし、相手を追いつめるが、向こうも粘る。サービスエースを決められ、22:18とされるが、直後にサーブミス。これが相手の致命傷。最後は岡野のクイック、コートに戻った西田がライトから決めて、見事逆転勝ちを収めた。25:19
序盤のスタートダッシュ(小町のサーブが良かった?)が効果的だった。
セットカウント 2:1(20:25、25:20、25:19)勝
【寸評】
2枚のエースストライカーを擁し、難敵とみていた高崎経済大学に競り勝った1勝は大きい。(サーブレシーブで大きく崩れなかったことが良かった?)
第五試合 対東京農工大学
際立ったプレーヤーが不在で、全体におとなしい印象。
第1セット
スタメンは、河本(4)、内藤(2)、小野寺(3)、和田(16)、岡野(19)、高井良(6)、リベロ 平野(17)。カムバックした3年生の和田を河本の対角に起用。
立ち上がり、農工大にサービスエースを2本決められ、1:3。さらにサービスミスと相手ブロックに阻まれ、2:6と苦しいスタート。ここで和田がスパイクを決め、挽回のきっかけを掴むと、小野寺がお返しのサービスエースを2本決めて、5:6と追い上げる。相手スパイクで1点返されるも、再び和田がサーブ権を取り返すスパイクを決め、自ら好サーブを連発。岡野、河本の攻撃陣が躍動し、連続7得点、スコアを12:7とひっくり返す。ブロックを決めた河本に代わって、サーバーに兵永(8)を送る。相手の荒っぽいプレーにも助けられ、16:11、19:13とリードを保つ。岡野のセンタークイックで20点台にのせ、前衛に河本が戻ると、彼にトスを集中させ、岡野のサービスエースを絡めて一気に24:16とセットポイント握り、第1セットを取る。
和田が攻守に存在感をみせた。
第2セット
スタメンを変更し、小野寺(3)、山本(1)、高井良(6)、和田(16)、内藤(2)、西田(7)。リベロは不動の平野(17)
小野寺のサーブでスタート。相手のスパイクミスに乗じて、和田、山本のスパイクに小野寺のサーブポイントを加え、いきなり6:0と突っ走る。その後ややもたつくが、西田、内藤、小野寺、和田の攻撃陣が着実に得点。8:5、10:7、11:8、15:11、17:14と常時リードを保つ。
後半、高井良の好サーブが相手ミスを誘い、連続5得点で21:14。さらに内藤が相手をブロックして、22:15。ここで西田に代わり、水島(10)を投入。見事期待に応えてスパイクを決め、24:15。マッチポイントを握る。最後は和田がサービスエースを上げてゲームセット。危なげなく農工大を下した。
セットカウント 2:0(25:16、25:15)
【寸評】
相手のミスの多いプレーに引きずられることなく、自分たちのバレーができたことが勝因だろう。セッター高井良は一段とよくなったのではないか。また帰ってきた和田の存在感も目を見張った。
【全体を通して】
2023年の春季リーグ戦は3勝1敗という好成績を残せました(1校棄権、不参加)。
リーグ戦を通じて感じたのは、サーブミスが少なかったこと、そしてサーブレシーブが大きく崩れなかったことです。一戦毎に良くなったリーグ戦。ウェルネス大学東京戦が初戦でなく最終戦であれば、終盤でみせた「しつこさ」でひょっとしたら全勝もあったのではないかと思わせるに十分でした。冬から春にかけての基本練習と多くの練習試合をこなしてきた成果だと思います。
たくさんの有望新入部員が入り、これまで苦労してきた2〜4年生と一体になった厚い選手層を背景にキャプテン小町の采配が今後楽しみです。